76話 腹が減っても戦はできる

「空腹は最大のスパイスってね･･･」

「信じらんない！！！」

「鬼！鬼畜！外道！！！！」

「そういうところだぞ」

「これには訳があるの！！色変えが終わったら食べさせるものがテントウムシのたまごしかないの！」

「だから？」

「食べさせるのが面倒なの」

「衣食住で横着しないでください！！！愛護団体を呼びますよ！？」

「それ呼ばれちゃったらどうなるの！？」

「でもまぁ俺たちの以前の主食は基本10秒チャージのミミズだったしな」

「たまごも美味しいけど、ちゅるっとミミズを行きたいところよね。早く販売してくれないかしら～」

「とりあえずミミズがくるまではちゃんとたまご頂戴ね。じゃないと家出してから呼ばれても絶対戻ってこないからね。餌がもらえないんですって愛護団体に訴えるからね」

「ごめんなさい、よくわかんないけど愛護団体は勘弁してください･･･」

「ふむ、よろしい。とりあえず一旦みんなの色はそこそこいい感じになってきたね」

「ちょっとラビネに似てるわよね！もうちょっとテントウムシ多めでもいいんじゃない？」

「私は結構ちょうどいいかなぁ～やっぱ毛がふかふかしてるのが落ちつく～」

「せめて犬繋がりでブラッグドッグにしてくれよ･･･なんでパキケなんだ･･･」

「いいじゃないの！スカート可愛いわよ！ﾌﾌｯ･･･」

「表に出ろ･･･この角でボコボコにしてやる･･･」

「かかってきなさい！こちとら耳でズバンズバンよ！！！」

「空さん！角ビギナーへのアドバイスをしておくと、相手の懐に入り込み一気に決めるのがコツだよ！！」

「ちょっと！変な入知恵しないでよね！」

（わいわい）

「なんだぁ･･･おなか減っててもみんな元気じゃんか･･･。30％くらいまでなら愛護団体召喚は回避できそうだな･･･。どう思う菘さん？」

「ねぇ僕は！？！？なんで僕だけいないですか！！？？！？テントウムシのたまごってなんですか！？！？！どんな味がするんですかーーーーｯ！！！！！」

コメント 2

お腹すいてても皆さんお元気そうで何より§＾m＾§


by 雪渦 (2021-09-13 20:37) 

〉雪渦さん
満腹度ぎりまで粘ってしまう癖がついてしまいました…笑　一匹で満腹になるミミズが恋しい！
by 春風咲 (2021-09-16 06:46)